久々の登場となったディアナコート上原
上原2丁目の端にあるマンションで最寄り駅は京王線の駒場東大前駅になります。
基礎情報は以下の通りです。
東急リバブルさんのリンクはこちら
- 登場した時期:2020年8月上旬
- 物件名:ディアナコート上原
- 価格:9,880万円
- 駅徒歩:駒場東大前駅徒歩9分、代々木上原駅徒歩11分
- 階建:地下1階&地上1階/地上4階
- 方角:北東
- 間取り:2LDK
- 専有面積:85.33㎡
- 居室割合:57%[(7.2畳+6.5畳+3.7畳+12.6畳)x1.62/85.33㎡]
- 坪単価:382万円
- 築年月:2006年10月
- 管理費:31,600円(月)
- 修繕積立金:11,100円(月)

間取り図は東急リバブルさんのウェブサイトからの転載です。
所見
竹中工務店施工のディアナコート上原
少し変わったところとして、地下1階と1階の2階建て構造となっています(間取り図では1階と2階になっており、どちらが正かはわかりません)。
上原エリアのマンションは、○○上原と○○代々木上原が混在していてわかりにくいです。
ディアナコートも同様で、こちらはディアナコート上原ですが、同じ上原2丁目の少し北側のエリアにあるディアナコートはディアナコート代々木上原になります。
テラスなどを有している形での2階建てのマンションは目にすることがありますが、80㎡程度でこのような形になっているマンションは珍しいと思います。
果たして使い勝手がいいのか悪いのか好みがわかれるところかもしれませんが、筆者的にはネガティブな印象になり、例えば以下の点が気になります。
- この広さであるにもかかわらずトイレが2か所になり面積消費が生じる。上階のトイレ周りはだいぶ無駄なスペースなように感じます。
- かといって上階のトイレをつぶしてもクローゼット程度にしかできないし、つぶした場合に下階までトイレに行くのが面倒
- 階段部分やトイレで無駄な面積消費が発生している。
- 1階に手洗いがなく、家に帰ってうがい手洗いをしようと思うと2階まで上がるか、キッチンで代用するしかない(客が来たときはどうする?)。
特に面積消費は大きく、居室割合の低さ(56%)にもそれが表れていると思います。
坪単価が低い理由は面積消費の理由の1つかもしれず、築年数が先日紹介したプラウド代々木上原と比較すると2割以上低いです。
なお、坪単価の低さについては、方角や地階である面もあると思います。
今年2件目の登場と思われます、プラウド代々木上原このマンションの特徴は、上原アドレスでありながら、代々木上原駅まで徒歩4分で行けるという希少な立地ではないでしょうか。基礎情報は以下の通りです。ノムコムさんのリ[…]
あとは、この物件は駒場東大前駅と代々木上原駅のほぼ中間に位置しており、いずれも徒歩10分程度かかります。
どちらにも行けると考えるか、どちらも遠いと考えるかは各人の生活スタイルによって変わってくると思います。
当物件は第一種低層住居専用地域の南端に位置しており、すぐ南のエリアは一低ではないのですが、北東向きの当物件にはさほど影響はないと思われます。
むしろ、近隣にコンビニがあるなど、一低の不便さを多少は解消できるエリアということもできるかもしれません。