購入から1年弱程度たちましたが、ランゲ1(ピンクゴールド)の購入記と購入後の感想を記事にしました。
ランゲ1は個人的見解には、普通のサラリーマンが買える時計の中では最高峰の金額だと思います。
私の給料水準を知っている人に、購入金額を言ったら十中八九「アホ」と言われます。
ランゲ1の存在を知ってから5年くらい、ずぅーーーーっと恋焦がれていましたが、さすがに勢いだけで買える金額じゃないため、なかなか足を踏み出せずにいました。
ランゲ1のピンクゴールドを選んだ理由
ランゲ1を選んだ理由は、そのデザイン性です。
この時計が出た後、類似するデザインの時計がいくつか出てきていることからもこのデザインは唯一無二の最高にかっこいいデザインだと思います。
最初に見た時からひとめぼれでした。
ピンクゴールドを選んだのは以下の理由からです。
- 1本目の時計がシルバーゴールドだったので、シルバーゴールド、プラチナ系はパス
- 将来的にパテックフィリップのアンティークの時計を買う可能性があるが、パテックフィリップのアンティークの時計でピンクゴールドはほぼない(あってもめちゃくちゃ高い)
- ランゲのピンクゴールドは他ブランドのものとは違った魅力がある。
最後の点は店員さんも力説していた気がしますが、ランゲで一番かっこいい色はピンクゴールドだと思っていたので、ピンクゴールドを選ぶのに迷いはほとんどありませんでした。
アイキャッチの写真よりは、実物はもっとピンク感があります。

写真は購入したときの附属の箱です。
ランゲのマーク入りのボールペンももらいました。
購入の決意
数年間欲しいなぁとは思っていましたが、なかなか足を踏み出せずにいました。
退職金をもらった時に買いに行こうかとも思っていましたが、転職先の給料も不確実なことから、あまり気がのることもありませんでした。
ただ、ぼやっと2019年10月の消費税の増税前には買いたいと思っていました。
税率の上昇はたかだが2%ですが、税前で約350万円もするので、ばかにならない金額でした。
2019年のGW前(確か4/28か4/29)にふらっと新宿伊勢丹に行って、ランゲの店舗に寄ったときに「5/1から値上げします」の札があった時には、相当悩みました。
確か、ランゲ1で10万円弱程度の値上げだったと思いますが、どうせ買うならこのタイミングで買ったほうが良くないか?と考えもしました。
思わず店員さんに「マジっすか?」と言ったら、「値上げまであと2日あるのでご検討ください」と笑顔で言われましたが、心の中で「そんなすぐ決断できねーよと」思いました。
その場で頭が真っ白になったため、とりあえず昼食でスタ丼をほおばりながら考えましたが、特に理由もなく、とりあえずこのタイミングでの購入は気持ちの整理ができないため延期することとしました。
で、最終的には購入に至ったわけですが、買うにあたってブログで披露できるほどのイベントがあったわけではありません。
なにかいいことがあったらそれをきっかけに、とは思っていましたが、特に何事もなく日々が過ぎていき、なんとなくそろそろ買うかぁという感じで決断しました。

写真は購入後いただいたお手紙と、時計を拭くためのクロスです。
購入店舗の選定
筆者は、ランゲ1を伊勢丹新宿店のランゲブティックで買いました。
筆者としては、直営店か、国内正規代理店かつ東京にある店舗でしか買う気がなかったため、候補になったのは以下の店でした。
- ランゲブティック
- 日本橋三越店
- 新宿伊勢丹店
- ISHIDA表参道
高島屋や、西武にもお店はあるのですが、筆者は百貨店のポイントカードとしてMI(三越伊勢丹)カードしかもっていないため、却下。
アワーグラスはあの貧乏人を寄せ付けない感じが嫌なため却下しました。
これら4店舗の中から最終的には伊勢丹新宿店に決めました。
他の店にしなかった理由は以下の通りです。
- ランゲブティック:ここで買うことの最大のメリットは直営の路面店で買うステータスだと思います。ここで買うことのステータスは非常に魅力的な点ではありますが、筆者は金銭的なメリットを優先しました。私にお金があれば、ランゲブティックで買ったと思います。
ちなみに、友人から、ブティックでもある程度は値引き可能なんじゃない?と聞かれたのですが、筆者はランゲブティックで値引きの有無を聞くほどメンタルは強くないため、聞いていません笑 - ISHIDA表参道:ここで買うことのメリットは、分割手数料が無料だということです。価格が価格だけに、分割手数料無料という点は非常に魅力でしたが、一括で買うお金はあったため、MIポイントの方が優勢との判断に達し、脱落しました。
あとは、筆者的に正規代理店の中でも一枚お店の格が落ちる感じがしたのもあります。 - 日本橋三越:The king of 百貨店であり、高額商品を買うならここのような気もしますが、当時時計コーナーは改装中で張りぼてのような場所で販売されていたことや、過去ブレゲの時計をここで買ったことから、パスしました。
購入当日
当日は100%買う気だったため、他の客がいて店舗で待たされるのも嫌でした。
伊勢丹にはウォッチコンシェルジュの制度があり、予約することが可能でしたので、事前に予約していきました。
伊勢丹の時計コーナーに着いて、適当に店員さんを声をかけ、予約している旨を伝えると、ランゲのお店に案内してもらいました。
特に別室に通されるとかはありませんでした。
事前にピンクゴールドのランゲ1を購入するつもりということは伝えていましたので、商品を出してもらいましたが、何度もランゲ1をはめさせてもらっており、心はランゲ1のピンクゴールド一つでしたので店舗で検討することはありませんでした。
唯一気になったのは、ランゲの買い物でMIポイントが付くのか、ただそれだけでした笑
店員さんに聞いたところ、ポイントもつくし、ポイントも使えるとのことだったので、「じゃあ買います」とお伝えしました。
ちなみにお値段は税抜き362万円で、消費税だけで約30万円もします。。
人生で一番高い買い物です。前回ブレゲの時計を買ったときに、これで当分人生最高額の買い物の座は安泰だなと思いましたが、あっさり更新しました。
購入の意思をお伝えしたところ、店員さんから、バックルどうします?と聞かれました。
どうやら、オプションで付けられるらしく、いろいろ説明をしてもらったのですが、お値段がなんと、約30万円。。。
想像の5倍くらいの値段でした。ランゲおそるべし。
ちょうど時計の購入で付与されるポイントと同じくらいですよ?と軽い感じで言われましたが、どう考えても筆者には不要なものだったので、バックルつけると手が痛そうとか適当な理由をつけて断りました。
メンテナンスも終わっているとのことで、当日持って帰るか?と聞かれたのですが、筆者はこの後、サウナに行く予定だったので、後日取りに来ると伝えました。
サウナだと当然手荷物はフロントかロッカーに預けることになるのですが、筆者には400万円弱の品物をそんなところに預ける勇気はありませんでした。
購入した際、ランゲの店員さんからランゲの時計のデザイン入りのチョコレートをもらいました(残念ながら食べちゃったので、画像はありません)。
どこのお店で作ったものかは聞いてませんでしたが、やばいくらいおいしかったので、それなりのコストがかかっているものと思われます。
購入後の感想
ありきたりですが、やっぱりかっこいいなと思います。数年間恋い焦がれた時計だったので、年甲斐もなくウキウキしました。
いろんな人からも良い時計だなぁと言われますが、値段を言うとアホ呼ばわりされます。
1本目の本格時計を買ったときは、こんな時計つけて街を歩いてたら手を切り落とされないか?とか、どこかにぶつけたらどうしようとか思っていましたが、ランゲ1は筆者にとっては2本目であるため、良くも悪くも緊張感なく着けています。
ピンクゴールドの時計は色白の肌よりは、多少は日焼けした肌の方が似合うと思うため、日焼けは欠かせません。

裏面は大半が覆われており、内部を見える個所は一部です。
店員さんから聞いた豆情報
ランゲ1を買うまでにいろんなランゲの店舗に多分4-5回行ったのですが、その際に仕入れた知識は以下の通りです。
昔の話であり、記憶が定かではないのと、状況が変わっている可能性があります。
- ランゲの製造個数はパテックフィリップの1/10くらい。それ以上は作れない。
- ランゲ1の各色の年間生産量は50個くらいでそのうち1/10が日本に来るとすると、ランゲ1のピンクゴールドの国内販売数は5個くらい(だいぶ数字の記憶が怪しい個所です。)
いまだ同じ時計をしている人に出会ったことはありません。 - ランゲ1のアニバーサリーモデルは、過去購入歴がある客への販売でおそらく終了
- ランゲで一番売れているモデルはサクソニア。筆者はランゲ1かと思っていましたが、やはり値段でいうとエントリーモデルの方が多いそうです。
- 筆者の購入は消費税増税前に変えるタイミングとしては最後発だった可能性が高い。おそらく筆者の購入以降は増税後にしか買えないと思われる。
ここは筆者も認識を改めなければいけないと思うところですが、現行モデルはいつでも買えると思いがちですが、そもそも日本に入ってくる在庫数も多くないことから、買おうと思っていても買えない可能性が高いそうです。 - オーバーホールは特に不調がない限りは4-5年に一回くらいでよいと思う